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球界の「男前」

プロレスラーの三沢光晴さんがリング上で殉死したという
ショッキングな出来事について皆さんご存知だと思いますが
ここ20年、サッカーや野球に押し込まれて観客動員の減った
プロレス界をなんとか「救おう」と、満身創痍の体に鞭打って相当無理
な仕事を続けてきたことがここへきて限界に来てしまったのではないかと
(素人目ながら)想像したりします。

ところで三沢さんといえば2代目タイガーマスクとしても有名でしたが
マスクを取った顔もなかなか精悍な顔立ちで華のある選手でした。
プロレス含め、プロスポーツは「実力」がもっとも大事な要素であることは
論を待ちませんが、顔立ちに華があるというのも大きな”武器”ではあります。

原辰徳や蓑田、加藤伸一、森脇、若菜(好きじゃないが)なんかは
男女問わず納得できる嫌味のない「男前」で、そっちの面でも人気のあった
選手だと思いますね。

しかし近年の「イケメン」ブームはどことなくズレてるような気がしてなりません。
ダルビッシュ有、西岡剛、新庄剛志、ホークス松田なんかは
”かっこいいといえばかっこいい”と思いますがヒーローのかっこよさではない。
どちらかといえばホストかチンピラの世界の「男前」だと思いますな。

無理に「イケメン」を強調して人気をとろうとする短絡的な商売が目につく。
わざわざそんなことするなら器量なんぞ関係なく他の選手を取り上げたほうが
いいんじゃないかと思う。
昔は蓑田や若菜をいちいち男前だと宣伝することはなかった。
ファンは誰が男前かぐらいは分かってたし、そういう軽薄な宣伝がなくても
優良なファンは集まっていたからだと思います。

(レナード)

| プロ野球一般 | 23時57分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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福岡は自信が無いのか

先月だったか、秋山ホークスの公式戦を初めてテレビで見たときのこと。
チャンネルを合わせた瞬間だった。思わず「福岡、健在だなぁ」と唸ってしまった。

「応援メッセージが届いております。○○さんからです。
 今日は前監督の王さんの誕生日です。
 (略)
 今日5月20日は王前監督の誕生日ですが、
 選手はそのあたり解っているはずですからねえ。
 励みにもなるでしょうね」

確かこんな内容で、解説の藤本博はもちろん頷いていた。
(○○のところは一応伏せておくが熱掲キャラのようなペンネームであった)

グラウンドからいなくなっても「励み」と言えるほどありがたがっているわけだが、
どうも福岡という地を卑下しているように感じられてならない。
想像を絶する強力な補強戦略があったにもかかわらず、
14年で3回しか優勝できなかったということで、
さすがに「名監督だったから」という理由で持ち上げてるわけではないだろう。
でないとすると「あの世界の王さんが福岡くんだりまで来て14年もいてくれた」
ということをありがたがっていると考えるのが易い。
もちろん「くんだり」とは思ってないだろうが、
こんな大都市でありながらここまで象徴の如く扱ってしまっては、
そんなに自信が無いのかと言いたくなってしまう。
福岡にはいいもの、いいところがたくさんあるのだから、
どっしり構えていたほうがいいんじゃないだろうか。

(デビ狂)

70歳近くの爺さんの誕生日が本気で「励み」になってる選手が
多いのなら、手の施しようもないチームですな(笑)
しかしデビさんの挙げているファンを見るとあながちありえない話で
はないのかなという気もしてしまう。

(レナード)

| 福岡 | 02時08分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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応援の本質

私(30代前半)の世代ではイチローとかサッカーの中田英寿に
関しては「凄い選手」だということは認めつつも、どことなく尊敬や
親しみがもてない、いけ好かない思いを持っている人は意外に多く
見かける。

中田は無愛想でかつ、必要以上に威張っているという印象があるし
最近のイチローは威厳があるが、90年代前半の彼を知ってるファンから
すれば「演歌歌手の香田晋みたいな顔してヒットをよく打つ」曲芸師
みたいなイメージで私は見ていた。

往々にして人間は同じ世代の人間に対しては、「とても敵わない人」に
対してもどこかライバル心があるもので、イチローや中田に関しても、
心酔したり親しみを持とうという気はあまり起こらない。一回り以上世代
が上の落合博満や原辰徳には尊敬や親しみを覚えるのに。

どこかに尊敬や親しみをもたなければ”応援”はできないわけで
それは選手としての「実力以外の部分」が案外重要だったり
する。「藤本博史」なんて解説や話してる内容を聞くとバカみたいな
ことばっかり言ってるように思うが、どうしても嫌いには
なれない。いや、むしろ彼を応援してしまうのが自分でも不思議なの
だが、これが応援の本質だという気がする。

応援とは自分の生き方とか、世界観などと照らし合わせながら
心の底から湧きあがっていくものの発露であって、他人に
「応援しよう」と押し付けられてどうこうするものではない。

昨今、テレビ、マスコミなどで
「ジャパンを応援しよう」「ここでイチローを応援せねばならない」
などと応援の押し売りが鼻につくが、先に述べた応援の本質を
考慮した上で言わせてもらうと、他人に応援を押し付けることほど
ナンセンスなものはないと私は思う。スポーツマスコミに一抹の
違和感を覚えるのはこういう理由。

私は日本の柔道の選手やレスリングの選手などを熱烈に応援しているが
他人に応援を薦められるのは不愉快。本当に心の底から自分が
応援できる選手は場合によっては外国人だったりする場合だってある。

私はドライな人間なので野球ぐらいで泣いたり、凹んだりすることは
まずないし、必要以上にスポーツ観戦に感情を込めることはないが
応援というのは一種の愛情の発露。他人の価値基準に惑わされず
自分の頭で応援できる選手(チーム)を見つけることが
スポーツの楽しみ方としては正解な気がする。
野球機構もそういうファンを増やすことのほうが、長期的に観客を動員
するには大事なのではないだろうか。

(レナード)

| プロ野球一般 | 00時38分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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野球の国際化は可能なのか?

私は「総合格闘技」というジャンルの競技が好きじゃないんですが
選手や競技内容が嫌いなのではなく
”60億分の1の男”(世界一ということらしい)などという傲慢な煽りや
”ラウンドワ〜〜〜〜ン”という不必要に金きり声をあげるリングアナとか
あの競技をとりまく環境&パーツのひとつひとつがイヤだということが
大きいですね。(民放の軽薄芸人番組のノリですね)。

ところで、引退した他競技の選手を集めて「世界で一番強い」
などという総合格闘技の宣伝文句はいくらなんでもおかしいと
思いますが、考えてみると野球の「ワールドベースボールクラッシック」
なんていうのも世界的にはそれほどの競技人口でないにしては
実態とズレたネーミングだという気はします。同大会で日本に
最終的に破れた韓国ですら野球人口は1万人に届いていない。

まあ、いつかネーミングに恥じない国際大会になるように
祈りを込めて”ワールド”の冠を掲げていると理解すればいいのでしょうが
それにしても野球は本当に国際競技になれるのかという疑問はあります。

台湾代表が最近、中国代表に破れるようになったのは、看板選手が
軒並みMLBに移籍し国内リーグが空洞化したからだという指摘が
ありますが、日本のマスコミも「イチロー今日は3安打」などと
MLBの選手を、一段格上の存在として扱い自主練習の模様や
体調まで逐一追いかけ、MLB持ち上げに余念がない。イチローが
3本ヒットを打つのは当たり前すぎて何のニュース性もないと思うのだが。

一部の国のリーグやチームにスターが集中するようなシステムを
どうにかしないと、短期的には”メジャーで活躍するスター”を夢見て
選手は育つかもしれないが、国内リーグにお金を落とすファンが減ることで
練習施設やスポーツマスコミ、競技場など野球人口の裾野を広げるための
システム、インフラが維持できなくなることにもなりかねない。

私は日本は”04年革命”(近鉄身売り騒動)以降、国内リーグを
空洞化させることに一定の歯止めがかかったと思うんですが
日本や米国が、韓国や台湾の優秀な選手をドンドン引き抜いて
両国リーグばかりが肥え太っていくような傾向が再びはじまって
いるように思う。

「台湾が中国に負ける」というのは人口比から考えると当然な気は
しますが、競技の歴史の長さを考慮すればまだこれは早すぎる。
サッカーのように南米、欧州に強豪リーグが林立している段階まで行けば
多少の選手の引き抜き合いはあっても、イタリアからイギリス、
ドイツからブラジルなどと戦力の分散は一応図られるので”世界戦”を
名乗るにふさわしい国際試合は開催できますが、野球は
まだ国際大会が成熟してない今の段階で既に日米のリーグばかりに
部分集中している状況が起こっている。
これらを見ても、野球の国際化については発展性の見込みがある気
があまりしない。「日本は世界一」だなんていうのも薄ら寒さすら感じる。

私はそれほど国際試合には興味がないので、国際化そのものが
実現しなくてもそれはそれで構わない気持ちはあるんですが、
台湾や韓国のリーグが衰退する可能性を非常に懸念している。
自分は日本人だとはいえ、台湾や韓国の素朴で飾り気のない
選手たちを見ていると、両国のリーグには頑張ってもらいたいと
いう気持ちが大きいんですよね。とりあえず繁体中国語とハングルの
フォントをPCに入れて両リーグの状況を把握することにこれから
私は力をいれようと思います。

(レナード)

| プロ野球一般 | 20時55分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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投機的思考が野球をダメにした

いつからプロ野球にロマンが感じられなくなったのかなと
自分で回顧することがあるんですが、95年あたりから徐々に
魅力的な選手が減っていって、緩やかに観戦意欲が減退して
いったような気がします。(球場観戦そのものは90年代後半
が一番多かったですが)。

「自分が大人になった」といえばそれまでですが、
その時期から民放のテレビ番組やテレビドラマなんかも
あまり観なくなりましたね。最近、ダウンタウンの松本が
結婚したらしいですが、この人や今田、東野などが関東に
来てから、テレビも大人の視聴に耐えられないものが多くなった。
その場では(まあ)面白い人たちですが、短絡的・軽薄で
残るものがない。
彼らの真似をして「はやっ」「さぶっ」「しゅうりょう〜」
などという関西スラングを使う東京人もちらほらと出てきた。
(私の周りにはそんな言葉を使う人はいないですが)

野球もエンタメなので、テレビの動向と重なる部分はあって
長期的視野に立たないその場限りの受け狙い的な商売が
増えた。「始球式」に芸能人をやたら呼んだり、オールドユニホーム、
メジャー球場の真似・・・等。

やたら年俸の上げ幅を競うことを煽るような風潮もそのころから。
たった1〜2年、3割打ったり10勝あげただけで億単位の上げ幅を
要求する選手たち。じっくりと長期に渡ってチームに貢献して
ファンに愛されることよりも、ババっと打って大金を稼ぎ、さっさと
チームを見切って渡米または金満球団へ移籍するというのが
スター選手のスタイルであるという常識が確立した感がある。

ギャンブルは競艇や競馬だけでいいのに、世の中全体が
投機的になってきたということですね。長期的な視野にたった
議論がバブル崩壊以降、できなくなっている状況がある。
とにかく半期の決算で黒字を出せ、短期間に株価をあげろという
財界の要請、経済のトレンドが、野球やエンタメにも影響を与えていると
いうのは確かだと思います。プロ野球をプロ野球の枠内だけで
考えても解決しない問題というのはやはりありますね。

もちろん”野球”そのものは可能性があって素晴らしいスポーツだと
思いますが、(自己反省もこめて)その可能性を引き出すための
方法論についてもこれまで間違っていたような気がしてならない。
「今日の王監督の采配は酷かった」などというミクロな視点で
語って溜飲を下げてもしょうがないということです。
(もちろん友達同士で言い合うのは面白いですがわざわざネットで
書かなくてもいい)
アンチ巨人のファンが金満球団の巨人を一回倒しただけで大喜びして
も、ナベツネはよりいっそう選手獲得に燃えるだけだということです。
もっと大きな視点で見るべきだったと思うわけですね。

(レナード)

| プロ野球一般 | 18時07分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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